2011年注目TV

【水】
水曜どうでしょうClassic (KHB24:15-24:45)

最近の記事

気になるリンク

カテゴリー

月別アーカイヴ

最近のコメント

最近のトラックバック

ブログリスト

プロフィール

せんと

Author:せんと

本家Blogはこちら

 TEAM-NACSでは安田顕さん、音尾琢真さんのお二人から目が離せない、舞台観劇初心者。
ダイアログ・イン・ザ・ダークの仙台開催熱烈希望!
 一生のうち、必ずルーヴル美術館に行きたい私です。

---

FC2カウンター

ひねくれ小童
常にエキセントリック自分目線で!映画や舞台などの感想をメインに書いてます。TEAM-NACSの安田さん・音尾さん、劇団☆新感線の右近さんを暴走気味に応援中。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2月感想【浮標】
葛河思潮社第一回公演『浮標』
(東京/吉祥寺シアター)

これまたチケットが取れず、諦めかけていたところに譲ってくださる人が現れ、感謝しながらの観劇でございました。
劇場が小さかったんだよね…南朋ちゃんも出るし、長塚さんのロンドン留学後、確か初めての舞台でしょう。
ホンット、取れなかったんだよー。

ところでこの『浮標』、テレビで今週放送されます!地上波で!!

NHK教育テレビ 「芸術劇場」
3月11日(金)23時~25時15分


チケットが取れずに涙をのんだ方、是非テレビのチャンネルを付けて下さい!


【初めてづくし】

行く前に何の気なしに見たシアターガイドの上演時間に、「4時間、休憩2回」と書いてあってビビる。
よ、よじかん・・・!
どーでもいい情報ですが、私が今までに観た舞台の中での最長公演記録です。たぶん。

初めて足を踏み入れましたが、吉祥寺ってマチは不思議な町ですね。
ほんのちょっと駅から離れたら住宅街、な感じ。でも高架下にはお店・お店・お店。
これはじっくり探索したいぞ!
『蜉蝣峠』の主人公の名前の元になったお店も発見したし。

長塚圭史さんの演出する舞台って今までに『ウィー・トーマス』しか観たことがなかったので
阿佐ヶ谷スパイダースの公演を一度でも観ておけばよかったなーと思いました。
そして今回の『浮標』は、昭和初期から活動した劇作家、三好十郎氏の戯曲。
日本の戯曲、特に戦中を生きた人の書いた舞台は初めてだなあ。
図書館で原作を探し当てられなかったので、戯曲集(とはいえ、主に作品に対する批評を集めたもの)だけ借りてあらすじを読んでから観に行きました。

と、いうわけで。
【内容】
晩夏。千葉市郊外にある海辺の町。洋画家の久我五郎は自己の芸術を信じ、肺を病む妻の美緒を看病する毎日を送っている。
政治的な根回しに明け暮れる画壇は五郎を排除し続け、妻の親兄弟も妻・美緒のわずかな財産に近づこうとするなど、夫婦の生活はますます追い込まれてゆく。
妻の病状が次第に悪化してゆくある日、唯一の親友が出征前に、五郎を訪ね、最後のひと時をともに過ごす。そして、数日後、妻の病状が急変する。

---
まず劇場に入ってビックリ。
舞台装置が…あれ?セットってないの?
ステージの両脇に椅子が並べられ、舞台の真ん中には白砂。
椅子には演じ手が座り、中央を見つめ、出入りしては戻ってくる。
とても興味深い。
そういえばずっと前に、前述した「NHK教育・芸術劇場」の放送で、イギリスで上演されたシェイクスピア作品(もちろん、イギリス人が演じているもの)を見たときに、確か仮面と布しか装置がなかったものがあったなーとぼんやり思い出したのでした。

話は、あらすじ通りに進んでいく。
そのうち、見えないはずの家具、家、庭、海が、白砂の上に蜃気楼のように目の前に浮かび上がっては消えていく。
想像力が景色を作っていってる。そしてその圧倒的存在感。
イメージだけなのに、家の間取りや風にあおられる波が頭から消えない。
不思議な舞台でした。

とにかく胸が痛い。
戦争が激化する前の不穏な空気の中で、病気に侵され手折られた花のような妻と、マグマのような激しい愛を持ちながら看病をつづける美術家と、彼らを取り巻く人々と、不幸。
余計な装置がないだけに、気持ちがダイレクトに伝わってきました。
痛いよー。
この不安の中で「命」というものにかける執念と、妻への想いがもうぐるぐるになって、ヒリヒリと痛いよー。
激情。
この一言に尽きると思う。
私はこれだけ人を愛せるかな。
今、人はこれだけ人を愛せるものなのかな。

あっという間の4時間でした。
休憩をはさんでも集中が途切れることはなかったし、全然飽きなかった。


どうしても座付き作家さんが書いた<新しい><創作>戯曲だとか、外国のホンを使った舞台を観る機会が圧倒的に多いわけで、国内の過去の戯曲を観ることはなかなかないのだけど、いや何、私が知らないだけで国内でも素晴らしい作品がたくさんあるんだね。まるでロックミュージックのように、洋楽至上主義的な、「古典(劇)なら外国でしょ」という頭をガッツーン!とぶん殴られた気分でした。

浅はかな私ですが、葛河思潮社、これからもチェックします。


更に余談。
俳優としての長塚さん、素敵でした…!
私、南朋ちゃん目当てで行ったんですけど…あれ?あれ?
宮藤さんといい長塚さんといい、板の上に立っている場合はどうも細っこい俳優さんが好きらしい。
スポンサーサイト
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://suidou4649.blog27.fc2.com/tb.php/197-58139e1d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
お勧めステージDVD

HTBマスコットキャラクター ねんどろいど 着ぐるみonちゃん (PVC&ABS塗装済み可動フィギュア)

◎噂の男 DVD

HONOR~守り続けた痛みと共に
HONOR~守り続けた痛みと共に

新感線プロデュース いのうえ歌舞伎☆號『IZO』
新感線プロデュース いのうえ歌舞伎☆號『IZO』
七人の恋人
七人の恋人

SHINKANSEN ☆ NEXUS vol.2 「Cat in the Red Boots」
SHINKANSEN ☆ NEXUS vol.2 「Cat in the Red Boots」

キレイ 神様と待ち合わせした女
キレイ 神様と待ち合わせした女

powered by G-Tools

みるメモ

必ずみるメモ
2011年
*『港町純情オセロ』(東京/5月~)
...and more

出来ればみるメモ
*LIVEPOTSUNEN 2011 『THE SPOT』(3月~仙台ほか)
*『ベッジ・パードン bedge pardon』(6/6~7/31、世田谷パブリックシアター)
*ウーマンリブvol.12『SADSONG FOR UGLY DAUGHTER』(6月~東京他)
*TEAM NACS『5D』(詳細未定)
*新感線プロデュース『髑髏城の七人・零』(秋以降・詳細未定)

...and more

みたまんまのうごき

■2011年のうごき
○1月
*グループ魂『客VS俺!どっちがスケベか競争しようか15番勝負』(zepp仙台)
○2月
*真心一座身も心も ザ・ファイナル『流れ姉妹 たつことかつこ~エンド・オブ・バイオレンス~』(東京/本多劇場)
*葛河思潮社『浮標』(東京/吉祥寺シアター)
*毎日かあさん(映画)
*琉球ロマネスク『テンペスト』(東京/赤坂ACTシアター)
…coming soon

過去のうごき
2010年のうごき

ブログ内検索

RSSフィード

かっぱっぱ


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。